席選びで人間関係が明確に


座る席を自由に選べる会議などの場合、相手が自分とどういう位置関係に座るかで、自分に対する親密度などを測ることができます。

たとえば、相手が自分とテーブルの角を挟むように座った場合。その人はあなたと同じような意見を持っている、敵対している意識がないことがうかがえます。距離的に近く、広げた書類などが触れ合うような位置につくことを厭わないということで、かなり親近感を持っていると考えられます。

この位置だと相手の目を見て打ち合わせることもでき、視線をそらして別のところを見るにも便利。つまり近い距離で交流しながらも、お互い最も自由度の高い、リラックスできる位置関係ということがいえます。

また、相手が向かい合って座った場合、相手はあなたのことをあまり親密な存在と見ていないと考えられます。逆に、会議では反感や敵意の感じられる意見を述べたり、議論することもあるでしょう。向き合うとは、そういう心理の働く位置取り。席を選ぶときはそうしたポイントを押さえておきましょう。

位置取りでわかる人の性格

好きな席につくことのできる会議で、自分からテーブルの中央に座る人はリーダー意識の強いタイプです。全体を見渡せる場所を選ぶのは、集団の中でも中心にいたいと考えているため。こうした人は、会議以外の場でもやはり中央の席がお気に入り。とにかく真ん中にいるのが落ち着くのです。

また、長方形にぐるりとテーブル並べられている場合、リーダー資質の人同士であっても、長い辺の中央、短い辺の中央に座るのでは違いがあります。

長い辺の中央に座る人は、全体の人のつながりや積極的な意見交換を重視するタイプ。長い辺の中央からは会場全体が見渡せ、参加者ひとりひとりの顔の確認、反応の把握がしやすいのです。できるだけ多くの人に発言させたいと考えているリーダーにとっては、異なる意見を汲み取って議論させたり、同じ意見をまとめるのに好都合な位置取りで、会議自体も活発になります。

対して、短い辺の中央に座るリーダーは、全体を見渡すこと以上に自分が注を浴びる立場にあることを強く意識しています。リーダーのペースでメンバーを引っ張り、ひとつの結論を早くまとめる場合は、こういう人が適任でしょう。このように、リーダーの座る位置で、会議の方向性も変わるというわけです。