いちおうと言う言葉を使う人は信用できない


途中経過報告や予定等を伝える際などに使用される「いちおう」。こう前置きされたあとに続く内容に「変更が加わるかもしれない。」というニュアンスを含む暫定的な言葉です。しかし実際には特に大きなことでもない限り、その後内容が変更されることはほとんどありません。これは、「いちおう」とは言いながらも、その発言者の中ではすでに決定事項となっている場合が少なくないため。あらかじめ「こう」と決めた内容にあくまでもいちおう、、念のためにつけているものなのです。

この「いちおう」を多用するのは、慎重でプライドが高く、固定観念の強い、どちらかというと変更を嫌う頭の堅いタイプが多いようです。「いちおう、この方向で」と言われて、「まだ決定ではないなら、こんな方法も」と提案しても、歓迎されない可能性大。「空気の読めないやつだ」とうっとうしがられることも。発言者がクライアントや上司の場合、ここはそのまま受け入れるのが賢明です。

逆に、「やっぱり失敗したか」「やっぱり正解だったね」という具合に、文章の流れによって否定にも肯定にも使え「やっぱり」の使用頻度の高い人は、物事を臨機応変に考えるタイプ。ひとつのことに固執しない、さっぱりした性格でもあります。

フットワーク軽く、状況の多彩な変化にも巧みに対応できますが、便利とあいまいが裏表の「やっぱり」という口グセ同様、一貫性に欠けることも。厳密さを期待せずに付き合うのが正解でしょう。

この行動の裏にはこんな心理が~目の前の現実から逃げたい思い

普段はほかの人以上に掃除や片付けに無頓着なのに、重要なプレゼンなどが近づくと、おもむろに机を整理し始める人がいます。まずはより集中できる環境づくりから着手しているのかと、初めのうちは周囲もその行動を好意的に受けとめますが、次第に「アレ?」と首を傾げ始めるでしょう。

こういう人は、学生時代には一夜漬けでもなんでもして少しでも粘らなければいけない試験の前日に、部屋の掃除や読書をしていたはず。

心理学で「セルフハンディキャップ」と呼ばれるこれらの行動は、言葉のとおり、自分で自分にハンディを課すというもの。その根底には、迫りくる仕事や試験に対する恐れ、自信のなさが横たわっています。結果がうまく残せなかったとき、傷ついたり落ち込んでしまったりしないように、自分自身を納得させる
材料を事前に用意しているのです。「いつやるか?今でしょ!」と誰もが口をそろえるタイミングで、やるべきことがやれない。しかし実は自分が今何をすべきなのかは当の本人が一番よくわかっていて、それを意識しているからこそ、こうした行動に走るのです。これはその人が乗り越えるべき大きな課題。

後輩や部下が「セルフハンディキャプ」を始めたら、冷たい目で見ずに、さりげなく直前にやるべきことを具体的指示・アドバイスしてあげましょう。意思は弱めですが基本的に真面目な人がいので、うまくいけば感謝して今後あなたの力になってくれるはずです。